前編

 

 

 

 

 

今日はタリンからヘルシンキへ戻る日。
朝から12時の集合時間まではフリータイムなので、
朝食を食べて荷物をまとめ、フロントにスーツケースを預けて
さぁ〜街歩きに出発 !!

まずは昨日廻った旧市街をもう一度ゆっくりと巡り
娘と私が日本で事前にチェックして、愉しみにしていたお店も訪ねよう〜と計画♪

ホテルを出発すると、いきなり土砂降りの雨→みぞれ→雪→あられ→晴天
タリンでは本当に天候がコロコロ変わります。

それに寒い・・・。
帽子・手袋・ダウン・・・必須です。

最初、こんなに天気悪くて大丈夫か?!・・・と思っていたら突然いいお天気に♪

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日来た時はお天気が良くなくて、『明日、もう一度・・・』と思っていたので
今日は吹雪が過ぎ去ってからのこんな絶景にも出会えて感激!!

やっぱりトームペアの丘からの眺めは素敵でした。
まるでおとぎの国に身を置いているかのような不思議な気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この場所で一人の日本人女性に遭遇。
関西の方でした。
海外で同じ国の人に偶然遭遇すると何だかうれしいものですね・・・

ひとりで色々な国を旅されているという彼女。
しばし彼女の旅してこられた国のお話を聞きながら言葉を交わす。
名前も知らない人との出会いも旅の醍醐味。

そういえば
パリを旅した時、クリニャンクールの道に迷って立ち尽くしていると、
後ろのアパルトマンの扉が開き、偶然小さなお子さんと姿を現した日本人女性も
関西出身の方でした(笑)
海外では関西の方にご縁があるようです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ずんずん知らない道を・・・

 


 


娘の後を追う・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赴くまま散策していると、偶然迷い込んだ小道に可愛いHANDMADE SHOPを見つけました。
手作りのベビーグッズやおもちゃが並ぶかわいいかわいいお店でした。
今までいわゆる民芸品とかのお土産やさんが続いていたので
こんなハンドメイドSHOP出現にテンションが上がりました(笑)

お店の方もすごく優しそうな女性だったので
すかさず 
『 Excuse me 〜, is it OK ?!  to take a photograph ? 』
と聞いてみると 

『Yes!!』 と快くOKを頂いたのでゆっくり隅々まで撮影させてもらいました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お店の中は、木製のおもちゃやカトラリー、手作りの布製品など
全体的にナチュラルなイメージで統一されていて
什器の配置など、とてもセンスのいいお店だな〜と感じました。

壁にペインティングされていたり、壁と一体化した飾り棚などに小物が並び
ディスプレイのヒントになるようなアイディア満載で
お店のつくりに興味津々であちこち見てまわりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

孫ができたら選びたくなるような可愛いベビーグッズがいっぱい!! (笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔の素敵なお姉さんは編み物をしながら・・・ にっこり。

フィンランド人もそうでしたが、この国の人もとてもシャイなので
こちらが質問しない限りお店の方も声をかけてきたりしません。

 

 

 

 

そして最後に娘と必ず行こうと決めていた古本屋さんへ。

このお店に入った途端、お互い別行動の本気モードでお目当てを厳選。

最終的にお互いに選んだ本を見せっこするのが愉しいのです♪


娘はムーミンの古本をお目当てにスタート!!


私は紙の感じが良い、古いボロボロの絵本狙いです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボケちゃってますが・・・(笑)

お店の中はこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・私の選んだ3冊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KARU-AABITS

色使いのきれいなクマのABC絵本

残念ながらエストニア語なので全ての内容はわかりませんが(笑)
タイトルのKARUはエストニア語でクマ
AABITSはアルファベット
という意味らしいので
クマのおんなの子の生活を通してABCのお勉強をする本だと思います。
子供の落書きがあったり、ハサミで切り取ってある部分があったり
こんなところも子供の古本ならでは・・・

 

 

 

 

 

 

 

LASTE-LAULUD

合唱の国エストニア、子供の歌の本(童謡の本)

LASTE は子供
LAULUDは歌

色が焼けた紙の質感と
黒と青磁色のインク2色使いがいい感じ。
レトロな挿絵がとても素敵です。

 

 

 

 

Linn  Meres

私が生まれる前のタリンで書かれた古い古い絵本。



Linn は街 Meres は海 なので
タイトルはエストニア語で『海の街』・・・といったところでしょうか?!

たぶん、海で働く父とその息子とのかかわりについて
書かれたお話だと思うのですが・・・

 

 

 

 

 

娘の選んだ3冊
真ん中のは奇跡的に1冊だけあったムーミンの本です。(凄い!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘の選んだ本はやはり童謡の本
イラストがかわいい小学校の算数の教科書
そしてムーミン。

何だか似たような選択です。
やっぱり親子ですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この二つの塔の奥側が旧市街、そして手前が新市街
ここで二つの街が分かれているのです。
愉しかったタリン旧市街での時間も終わりが近づいているのでここでお別れ。

集合は12時なので帰り道、スーパーでお買い物をしてホテルへ向かいました。

 

 

 

 

 

こちらはもっちりしていてちょっと酸味のある黒パン。
人によっては好き嫌いがあると思いますが
私は癖になりました。

黒パンはフィンランドでも良く見かけましたが
フィンランドより物価が安いのでエストニアで購入(笑)
かなり長持ち(何か月?!)するらしいので買って帰りましたが
我が家ではあっという間になくなりました(笑)

 

添乗員の星野さんがタリンのお土産としてお薦めの
きゅうりの香りのするハンドクリーム(左)と
もう一種類カモミールの保湿クリームも。

2.5€ で日本のハンドクリームよりかなりお買い得♪

最初つけた時、きゅうり?!かしらという香りでしたが
時間が経つと香りが変化して確かにきゅうり(笑)に・・・
つけ心地がさらっとしていてとてもGOOD!!

 

 

 

 

 

 

 

行きは船でタリンに渡りましたが、帰りは飛行機で。

カウンターが混んでいたので添乗員さんの指導の下、タッチパネルで操作する機械で搭乗手続きをセルフで初体験。
操作画面にピッピッとタッチして順番に操作。最後にパスポートを機械の切れ目に差し込んでスライドして読み込み
スイスイ〜と楽々手続き完了!!
航空券がびろ〜んと出てきました。
 ( 快適!!凄い〜 )


 

 


↑こちらのさわやかなカラーの飛行機ではなく

 

画像右端の入り口のはしご階段を上り搭乗。
このプロペラ機かなり揺れました(笑)
1時間もかからずあっという間にフィンランドに到着します。

 

 

 


さようならエストニア。

ありがとう

 

 

後編へ続く