後編

午後15:20分
再びヘルシンキの空港に到着。

空港からはバスでそのままヘルシンキでのお目当ての場所へ。
今日のガイドさん、とても美声の持ち主 Kumikoさんの案内で出発です!!
Kumikoさんはフィンランド人のご主人を持つフィンランド在住の日本人女性です。
きっと日本ではアナウンサーをされていたのに違いない!! なんて
密かに(勝手に?!)みんなが思っていたほど(笑)とても綺麗で品のある、素敵なお声のガイドさんでした。

そんなKUMIKOさんが最初に連れて行って下さったのが

WANHAMANIA

http://www.elisanet.fi/wanhamania.paivi/

『ヴァンハマニア』という素敵なアンティークショップでした。

アンティークが好きで集めていたというオーナーが開いたお店。
アアルトの椅子や北欧家具をはじめ FINEL社のホーローボウルやおなべ
銀食器やガラス器のセットやランプ・・・そしてコーヒーの焙煎機などまで
どれも状態のいいアンティークが所狭しと並んでいました。
中でも目についたのが銅のやかんの数々。
昔からコーヒー好きのフィンランドの人たちはこの銅のやかんに直接挽いたコーヒー豆を入れ、
火にかけて煮出したものの上澄みを飲んでいたのだとKUMIKOさんが教えて下さいました。

アンティークショップを後にしてお次は
(ヘルシンキの北寄りに位置する)トーロ地区にある
チョコレートShop　『 Criollo 』 (クリオロ)へ。
お店の中は甘い香りと、とてもかわいらしい内装で
チョコレートたちも可愛くディスプレイされて素敵。
写真撮影も許可してもらいましたのでご紹介しますね♪

お店のお姉さんに一つずつ説明してもらいました。
バルサミコとかチリとか変わった味の物もあって
どれも試してみたくなります♪

私も2pacお土産にしました。
タリン (エストニア)のホテルの冷蔵庫に忘れてきた
チョコレートの事思い出しました(笑)

ショーケースのチョコレートは、まずパッケージの色とサイズを
決めてから好きなチョコを選んで詰め合わせにしてもらいます。

お土産に最適な詰め合わせもいっぱい♪

姪っ子たちへはこんな可愛いうさぎちゃんがついたチョコを選びました。

左上　　バナナチョコ
右上　　塩チョコ
下　　　オランジュ ( オレンジピールをチョコでコーティングしたもの )

左上のチョコは乾燥バナナがトッピングされたビターチョコ。
最初食べた時、乾燥バナナが硬くて『あれ?!』っと思ったのですが、
噛んでいるうちに口の中の温度でバナナの食感がもちっと変化して
　　口中にバナナの香りと甘みが広がり、ビターチョコとあわさり絶妙なお味に!!
バナナフレーバー好きの私には癖になるお味でした。(笑)

塩チョコもオランジュも文句なしの美味しさ♪

チョコレートショップを後にしてホテルに荷物を置いてから
向かったのは本日の夕食のお店。
そしてフィンランドに来たら絶対行きたいと思っていたスペシャルな場所でした。

私の大好きな映画　『かもめ食堂』　の舞台(ロケ地)となったお店です。
映画の撮影をする前から実在する『カフェSUOMI 』は撮影の為に店内を改装していた為、
映像の中の内装や家具とは少し違い、雰囲気も配置なども撮影前に戻っています。
でも、映画の撮影に改装した部分も少し残してあるので、ワンシーンワンシーンを
思い出すことができて、その場に自分が立てている事に何より感動でした!!